容姿・経歴・その他メモ

経歴・冒険に出た理由

経歴

家族に魔法使いがいる
育ての親に拾われた
始まりの剣を求めている

理由

予言によって

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経歴

遡ること十数年前――
黒点海域の勢力拡大を阻止すべく超大型の“奈落の魔域(シャロウアビス)”に臨んだイーヴ神殿騎士団は、
最奥にて妖精魔法【アイスコフィン】により封印されたルーンフォークの少女と邂逅する。
出自不明の少女をどう扱うかは彼らを大いに悩ませたが、最終的に騎士団員のひとりが保護・監視を担うこととなった。

歳月流れて騎士団員はハーヴェス王国首都神殿が司祭となり、少女はその養女となり、
神の声が届かぬ身(ルーンフォーク)でありながら敬虔さを損なわない様は信頼という結果をもたらしていた。

俄にして事件は起こる。
神殿騎士が送られたディガッド山脈にある“奈落の魔域(シャロウアビス)”は驚くべきことに魔神将(アークデーモン)を番人としていた。
語るも悍ましき悪鬼に遭遇した騎士団員たちは一様に死を覚悟したが、
奇跡と謂うべきか、負傷者すら出すことなくその討伐は完遂した。
突如として現れた謎の青年が魔神将(アークデーモン)を一撃にして葬ったのだ。

正体を明かさぬまま消えた青年に対する見解は大きく割れている。
生命を救われた騎士団員たちは「分体として顕現された大神イーヴが我らの身を救いたもうたのだ」と感謝の意を示し、
司教たちは「状況を鑑みれば狂神(ラーリス)の使徒である可能性すら捨てきれない」と警戒を崩さない。
結論が出る様子は微塵も存在せず、故に青年が語った言葉の解釈も不確かなままである。

「奈落よりの道は“破神の剣(フォルトナ)”こそが断つ。
　剣までの道は奈落に生まれた魔動の児こそが拓く――あるいは……」

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